第12話

そんなある日。




私はある人物にここ数日、毎日のように言い寄られていた。





彼は私より1つ年下で、ヒロキという名前。

高校には行っていなくて、鳶職をしている人だった。





その当時流行っていた前略プロフィールというもので知り合って、メールをする仲になり、今度会おうと誘われ続けてて、1度だけ学校の放課後に数分ほど会ったことがあった。





その時の第一印象は、金髪で襟足が長くて、背が高くて、見るからにチャラい奴だった。


まず年下が恋愛対象外だし、こんなにあからさまにチャラチャラした人と絶対に付き合うことはないなと確信した。








けれど1度会ったその日から、彼からのアタックが凄い。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る