第6話
8ヶ月を過ぎたあたりには、、、
夜、彼からメールが届いて画面を開くと、
【みぃ】
え。みぃ?
同じクラスの女子のニックネームだった。
送る人間違えてますよー!
その後彼は必死で【ねみぃの間違いだった】と言い訳をしてきましたとさ。
けどさ、メールの1発目で"ねみぃ"ってまずないでしょ(笑)
と、頭では思うものの、直接言うことができず、聞き分けのいい彼女を偽っていた。
ある日は学校で、教室の掃除中に後ろから来た彼に「みぃ」と呼ばれたこともある。
ついに名前呼び間違えられたか〜、、。
彼はそのことに気づいていない様子だったけど、流石に私は血が上ったよ。
でもニコニコして普通に接した。すごーーくムカついたけど。。
ここまでくると流石にもう無理!って思うのが普通。
私も思ったよ。
でもね、やっぱり2人きりの時間が来ると、元通りになっちゃってダメなんだ。
大好き!って気持ちの方が大きくなっちゃう。
けどね、一緒にいる時もモヤモヤはしてた。
彼が携帯をいじっていると、あの人とメールしてるのかな?とか思っちゃうし、電話が鳴るとあの人かな?って怖くなる。
でも、抱きしめられたり、好きって言われると、弱いんだよね。
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