第10話

今更、なんて大胆なことを…!とテンパっても遅い。




ユウキくんは頬をポリポリかきながらも笑ってるし。その手はしっかりブランケットの裾を握ってるし。





またもや顔を赤くして、俯いたわたしに





「ね、ちょっとお話しない?」




ユウキくんからのお誘い。




なんだか嬉しくて、すぐにうなずく。






「じゃあ、座ろう。」




と首だけ動かして、花壇の向かいにあるベンチを指した。





2人でブランケットに丸まったままトコトコと歩くのがおもしろくて、ちょっと笑った。

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