第1話

「ケータ。」



放課後のざわついた教室に入り、一際目立つオレンジ頭に声をかける。




「ミヤ!ちょっと待ってっ」



「ん。」




あたしを見るなり、嬉しそうに目をきらきらさせ、慌てて荷物を詰める(と言っても筆箱とゲーム)。




今日も素直なあたしの彼氏、南 慶太。



オレンジ色っぽいねこっ毛の髪。

少し垂れたぱっちり二重の目。

高い鼻と笑うと左右にのびる口。



やんちゃで素直な、可愛いケータ。


背は高いしスポーツもできるしかっこいいし…馬鹿なのはたまに傷だけど、すっごいモテるあたしの彼氏。




いーなあ、って目で見てくる女子たちには悪いけど、そんなケータはあたしにべた惚れ。

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