第13話

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――――――――…




むき出しのコンクリートの階段。


俺を辟易させていたこの灰色は、いつの間にか、君に会えるかも、という少しの虚しさを含んだ期待の色。



あの夜から、何度も屋上へ足を運ぶけれど、君に会えたことはまだ1度もない。





今日もいないのかな…




かいがいしくこの階段を上る俺は、さぞ滑稽なんだろうな。


でも、それでいいと思えた。

















がちゃ





星たちが俺を迎える。



アスファルトの上、一際輝く美しい星が、俺に微笑みかける。








「こんばんは―――…」

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