第40話
ちょうど会議の終了時間でもあり、間に合った事に安堵。
「俺の留守の間に変わった事は?」
「特には……何もありませんでした……」
予想以上にイトカは体の調子が思わしくなく、返事が小さくなってしまいその違和感は社長も感じていた。
「今日は2人とも帰れ。俺も会議で疲れたし仕事は終わりだ」
早上がりの号令は、イトカにとっては願ったり叶ったりだった。
黙々と後片付けを済ませ重たい体を引きずるように社長宅に帰る準備を始めていると、背中越しに社長から呼び止められてしまった。
「おい」
「……なんです?」
「お前……いや、なんでもない」
何か言いたそうに途中まで言い掛けて結局やめてしまった社長に対し、『用がないなら呼ばないでよ』と思いつつイトカは挨拶を済ませ帰宅。
その後ろ姿を見つめ違和感から妙な胸騒ぎに変わりながらも、社長は残った仕事を進めていた―――
珍しく早く上がれ帰宅したのは20:00より前。
「本当……もう限界」
せっかく早く終わったというのに何もする気にならず、借りているベッドにダイブ。
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