あとがき

第34話

この物語は全てフィクションです。


最後まで読んでくれてありがとうございました。



今回、思いを残した死んだ人間が願いを叶えるために甦るという定番っぽい話しになったかと思います。


でも正体不明の声が介入することで一つ謎を残し、人間の姿で甦れなかった鈴花のもどかしさ、せつなさ、そして嫉妬や生への執着の感情も組み込みながら物語を進めてみました。


目の前で自分のいない世界の時間が流れていくのは恐いことだったと思います。

それでも鈴花は自分なりに考え結論を出した。


聡一もまた、急に愛する人を失ったことで声を出せなくなるほどショックを受けたが、一途に想い続けることは変わらなかった。


会えなくても愛し合う、二人の固い絆が描かれた作品になったかと思います。



また『チャンス』があれば次の話を書いていきたいと思っているので、また読んでいただけたら嬉しいです。


長々とありがとうございました。

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チャンス~失われた声~【完】 @11SH01

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