第23話

「ねぇ…裕太って呼びたいな」



突然、口を開く神谷くん。



「え、いいよ?」



「だから、俺のことも啓って呼んでね?」



「うん、わかった!」





いろいろとお互いのことを話ながら、夕飯を食べた。



神谷く…啓の作った夕飯は、同い年の人が作ったとは思えないほど美味しかった。



お袋の味とは違う美味しさがある



夕飯を食べ終わって、啓がお風呂に入ってる間…ソファーに座っていた。



はあぁぁぁ…と一息吐くと、

体の疲れが抜ける。



緊張してたのかな?



広いリビングを見渡して思う。





…こんなとこに住めるんだなぁ



啓…カッコいいから一緒に住むとか、ドキドキする。



こんなんで、僕…

やっていけるかなぁ?



んー…不安だぁ…

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