第68話

《ピーンポーンパーンポーン》



「親衛隊隊長、藤森颯斗。今すぐに生徒会室まで来い。」



《ピーンポーンパーンポーン》





文化祭に向けての準備を教室でしていたある日、生徒会長からのいきなりの呼び出し。




…あれ、なんか前にもあったような?

俺、忙しいんですけど?






今すぐって…しかも、命令口調。



…夕方じゃダメなの?




でも、親衛隊隊長だから行かなければならない。



とりあえず、

生徒会室まで歩いて向かった。





《コンコン》



生徒会室のドアを遠慮がちに叩いてやる。



「入れ。」



偉そうな市川の声が聞こえてくる。



「失礼しまぁーす…」



控えめな声で言った。



「「おそーい!」」



入るとすぐに海と空が勢いよく抱きついてきた。



「いや、これでも急いで来たからね?俺も忙しいからね?」



「早くこちらへ来て下さい」



佐々木が紙とメジャーを持って部屋の真ん中で立っていた。



「そうそう、こっち!」


「はやく、はやく!」



海と空に手を引っ張られて、佐々木のところまで行く。


すると、俺の肩幅や着丈などを測り始めた。

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