第52話

「…え…これ…」



顔を上げると、ニコッと笑った暁が



「俺とおそろい」



と言って、首から下げていたネックレスになっている指輪を取り出した。



「これも、首から下げられるようになってるから」



暁は指輪をネックレスのチェーンに通すと、俺の首に付けてくれた。



「…はい、出来た!」



俺の首には暁とお揃いの指輪がぶら下がっていた。



「…ありがと…やばい、めっちゃ嬉しい…」



初めて貰った指輪のプレゼントに感動して、涙が出そうになった





「…颯斗、涙目だよ?」



照れている顔を見られたくなくて、下を向いていた俺の顎を掴んで、クイッと顔を上げさせられた。



ちゅ…と唇が優しくあたる



「…ん…」



暁の着ているサンタの服の腕を握る。



すると、暁は嬉しそうに目を細めた。



「…颯斗、」



唇が離され、名前を呼ばれた



「なぁに?」



返事をしようとしたとき、



開いた唇に舌が差し込まれた。



「…んぅ…」



「…颯斗…大好き…」



「…んぁ…あ…きら、俺も…」



腕を握っていた手を首に回した。



暁は俺の腰に手を回す。



抱き合うかたちでキスをする。

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