第37話

その約3ヶ月後



季節は夏になろうとしていた



高校生の夏



それは

そう「甲子園」という青春物語の季節でもある。



女の高校は当時よく甲子園へ出場していた。



野球には興味ない女も盛り上がる応援が好きだったため、応援には参加していた。



地元の大会もやはり準決勝あたりになると

TVの中継が入ったりもする。




そのため教師たちは球場前にて生徒の服装を改めてチェックするのである。



女はよくつかまっている方だった。


教師達は

「球場に関係ないものを身に着けていたら没収」

という告知を生徒たちに出した。



関係ないもの



それはアクセサリー

携帯電話等のことであった。



女子高生の女たちにとっては

かなりの必需品である

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