第33話

男「ほれほれ!!」



はかなくも女の想像はあっけなく打ち砕かれた。



そこにあったものは白いどでかい物体であった。



女は一瞬動きが止まる。

女「・・・何これ・・」



男は答えた

男「何って・・お前この前バック駐車して車のバンパーぶつけたじゃん??バンパーだよ♪」


そうその白い物体はまさしく

車のバンパーだったのである。



そしてやや放心状態にあった私の肩をたたき

満足そうに彼氏は言った。



男「20歳、おめでとう♪」




バンパーはその日のうちに変えられたがその約半年後に事故を起こしバンパーは崩壊するが

それは2人はまだ知らない。




女「う、うれしいなアハハ・・わーい」

女はその時こみあげてくる感情の答えが今でもわからないままであった



プレゼントとは相手がほしがっているものか

相手にとって必要なものを与えるのがベターなものであると理解し



女は20歳になりまた一つ大人になるのであった



チーン

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