そして女はｼﾞｮｼﾞｮを読んでいた

そこそこ成長もすれば内容もつかめるものである

「ふんふんなるほど・・・」

女は思わず自分の体にチャックがついていないか確かめてみる。

ついでに彼氏の体も確かめてみる。

男「・・・何やってんの・・？」

女「え？いや・・なんかないかなと・・」

そしてさらに読み終わった後女はしばらく

「ｼﾞｮｼﾞｮワールド」に余韻を残し

漫画を読んでいる彼氏の背中に

「ﾄﾞﾗﾄﾞﾗﾄﾞﾗ！！」と鉄拳をくらわせてみる

男「いてっ！！何だよ！！いきなり！」

女「え？いや・・スタンドでないかなと・・」

女は男に軽くこずかれｼﾞｮｼﾞｮを本棚へ戻す。

そして漫画喫茶を出るころには

彼氏にしきりに一生懸命話していた

女「私怒らせたら卍解しちゃうかんね！！」

男「・・・は？？」

最後に女は「ブリーチ」を読んでいた。

漫画は感受性を豊かにするものである。

女はしみじみ漫画の存在に感謝を感じるのであった

ﾁｰﾝ

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