第22話
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ベビーカー(略して息子のベンツ)
に乗っていたマイ・サンの頭に・・・
とびきりでかいオニヤンマが・・・
その姿をとどめた!
ここで軽く説明をしておこう
息子の髪は本人の自覚なしに
ソフトモヒカンである
もちろん母親である私もこの髪型には
予想外であった
格好のよい言葉かもしれないが
私から見たら
「父さん、僕妖気を感じます」
と髪の一部を立てているキタロウにしか見えないのである
なんとかしてあげたいと日々思っていた矢先
その髪の先端に
まさしくオニヤンマが
羽を休ませているのである!!!
遥「おばちゃん!あれとって!!あれとって!!」
私「リョーマ!!おいっ!リョーマ!!」
オニヤンマを気にする姪と
息子の安否を気遣う母親の姿。
とれといっても無理に決まっている
おまけに息子は気づいていない!!!
普通にキャッキャッとうちらを見て
ブサカワ笑顔をふりまいている!!
どうする!アイフル!!!
決断をしなければ!!!
その時だった
「おぉ暑いこと・・ってあんたらほんとに・・・
あんたら見てるとほんと若さを感じるよ」
出た・・・
うちの取締役こと
ツタエさん
「こんなの素手でつかまえられるだろうが!しちめんどくさい!」
こうしてはばたくオニヤンマたちは
息子の頭で小休憩していたのも含め、
おおばあちゃんの華麗なる手さばきにより
数匹を確保され虫女の虫かごに捕獲された
上野家家訓
「経験もつめばトンボの動きはカメの動きのようになる
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