これまた……とんでもない世界観でございました。
私は偶然、この作家先生が見てきたと言う映画を知っていたので、
ああ、なるほどなあ。などと思ってしまいました。
目に入れても痛くない孫娘が、「雛人形がみたい」といったことが全ての始まりだった。
だから、爺は、愛車レクサス(超高級車)を駆り、婆と共に、
ゾンビの徘徊する、終焉世界を走る。
百貨店の8階に行くために。
しかし、彼らが百貨店で出会ったのは、死んだと思っていた娘婿と、物騒なものをぶら下げた、カタギには見えない連中だった。
彼らは一体ここで何をしているのか……? そして、八階にあるものとは……?
終末世界にも関わらず、主人公は体が利かないご老人!
どうやってこの難関を突破するの!?
ラスト、若干グロありです。
お勧めいたします! ご一読を!!
読了したので書きます。
デッドシリーズの始まりの作品です。私自身は2作目のコドモの日から読んだので順番は前後していますが……。
改めて読んでいると、ゾンビパニック×崩壊した世界×伝統行事という組み合わせはやはりすごいと感嘆してしまうばかりです。
具体的には、ゾンビパニックの中で描かれる恐怖を残しつつも、孫娘のお願いに答えようと駆ける家族の温かさ、明日に希望を託そうとする人の想いを共存させている点です。
これ以上はネタバレに繋がりかねないので、実際に自分の目で見ていただきたいと思います!!
次は七夕。クリスマスなどその他のイベントに触れるかどうかは分かりませんが、以降の作品も楽しみです!!
ファラドゥンガ様
ナントカデッドって、お作品を書かれているのは風の噂で知っていた😓
今さらになって、第1弾を読ませていただきました👀
こ、コレは!!!
おもしろい😳!
ゾンビもの。
わりと前にアイアムヒーローの映画を劇場で見ました。
アレも、日本を舞台にした秀作でした。
けど、デッドシリーズはもっともっと、日本に密接していた🇯🇵
しかも、すべて節句に結びついてる。
何よりも、デッドシリーズの主役はご老人のご夫妻。
そして、どんなシチュエーションの物語であれ、やはりその源には
『人間愛』があります。
このお作品にも、しっかりと描かれてます。
『人間愛』を描いていない作品をわたしは認めません。
そんなものは、物語ではありませんから。
ファラドゥンガ様のデッドシリーズ。
人間愛を描いた、ゾンビもの。
日本ならではの節句を舞台にした老夫婦が主役のお作品。
ぜひぜひ、お読みになってください👀!!!