孫娘の笑顔、それだけのために、爺と婆は崩壊した世界を疾走する。

これまた……とんでもない世界観でございました。

私は偶然、この作家先生が見てきたと言う映画を知っていたので、
ああ、なるほどなあ。などと思ってしまいました。


目に入れても痛くない孫娘が、「雛人形がみたい」といったことが全ての始まりだった。

だから、爺は、愛車レクサス(超高級車)を駆り、婆と共に、
ゾンビの徘徊する、終焉世界を走る。

百貨店の8階に行くために。



しかし、彼らが百貨店で出会ったのは、死んだと思っていた娘婿と、物騒なものをぶら下げた、カタギには見えない連中だった。
彼らは一体ここで何をしているのか……? そして、八階にあるものとは……?




終末世界にも関わらず、主人公は体が利かないご老人!
どうやってこの難関を突破するの!?




ラスト、若干グロありです。

お勧めいたします! ご一読を!!



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