第25話
・・・・・・ごめんなさい。光・・・・・・
あれは。
望樹の実。
あの実から育てた木ならば、願いは叶う。
でも、「無」からは。
何も、生まれない。
光の命尽きる寸前ならば、なんとかなった。
でも、尽きてしまった後。
できることは。
幻影の世界を作り出し。
そこに魂を留めるのみ。
すべては。
夢幻の国・・・・・・。
私は、あなたと共にいたかったの。
夢でも。
幻でも。
あなたを、閉じこめてしまうことになったとしても。
夜輝天女はすべて見通した上で望樹の実を創り、与えた。
弱く優しいかぐや姫の心を閉じこめ、女王としての振る舞いができる強さのみを求めるために。
愛しい男を閉じこめる、檻を。
与えた・・・・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます