第2話
「これからよろしくね。凛斗くん」
「よろしく」
(はあ、どうしようか)
右隣から向けられる殺意をひしひしと感じながら考えていると
「そういえば去年も同じクラスだったよね?」
急に声をかけられる
「ああ、うん、そうだね」
「絶対覚えてなかったよね?」
「いや、そんなことはないよ」
堅から何度も名前を聞かされてたしな
「ふ~ん」
「いや本当だからね」
そう念を押すと
「ふふ、わかったよ」
納得してくれたらしく友達と一緒に教室を出て行った
(確かに堅があんなに騒いでたのもなっとくかもな)
そんなことを考えていると急に後ろから首に手を回される
「なんでお前が音葉さんの隣になってんだよ」
なにかに怒ったような堅の声が聞こえてきた
「普通に隣の席だからよろしくってだけだろ。しかも向こうからだし」
「うるせえ!ただの八つ当たりだ」
「自覚があるならやめろ」
締め上げようとしてきたところを抜ける
「じゃ、俺はバイトあるから帰るわ」
「ああ、じゃあな裏切者!」
いつ、何を裏切ったっていうんだよ
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バイト先に着きバイトの制服に着替えて前に出る
「お疲れ様です」
「おお!凛斗くん!早速で悪いけどこれ3番テーブルにお願い」
「わかりました」
バイトしているのは小さな個人店のカフェでこの人は店長の
「おまたせしました、こちらオムライスです」
ありがとうございますと返され軽く会釈して戻ると「うい~す凛斗っち」と声をかけられる
「こんばんは、
「今日入学式あったんでしょ。なんでバイトいれてるん?」
「特に予定がなく暇になりそうだったからです」
そういうと「いや~友達に声かけて遊びに行けばよかったのに」と返されるが
「高校生は何かとお金が入用なんですよ。それにここで働くの楽しいですし」
「たしかに私もよく金欠になってたかも!」
そうして夏姫さんと雑談していると
カランコロンと音が鳴り続いて金田さんの「いらっしゃいませ」という声が聞こえた
「お客さん来たみたいなので行ってきます」
「いってら~」
そうしてホールにでてお客さんのほうを見ると目が合う
「いらっしゃいませ」
「え、凛斗くん?」
「…」
俺は声が出なかったなぜならそこにいたのは音葉さんだったのと彼女が手に持っていたのが履歴書だったからだ
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どうも作者です。
投稿おそすぎてすいませんでしたー!
これからは頑張ります。
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