第16話 わんわんわんな話
にゃんにゃんにゃんではなくわんわんわんである。
祖母宅には【ロン】と言う名の中型犬がおった。雑種のね。全体的に茶色やけど鼻と口周りが真っ黒で垂れ耳。そんでもって困り眉な超キュートなわんわんやった。
そこそこ大きな体してんのに気が小さくて自分より小さいものが大好きやったなあ。
昔まだロンが仔犬やった時に我が家で預かったことがあるんやけど犬に警戒心バリバリのミィに思いっきりしばかれてた。かわいそう…。ホロリ…。
そんな事があったから猫怖がるかと思いきや猫も小型犬も大好きなわんわんに育った。
近所のにゃんこと仲良しやったみたいで。
猫と犬が仲良くすんの珍しかったんか写真撮りに来る人もおったとか。
あと近所に住む小柄な女の子のわんわんに熱烈に愛されてたな。仲良ぴでめっちゃ可愛かった。
でも、大きい犬が苦手で公園に散歩してる時にゴールデンレトリーバーが遊ぼって寄ってきたらビビリ散らして震えてたな…。かわいっ!
ロンとも思い出がいっぱいあるなあ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます