気まぐれもんてぃー にゃんにゃんにゃん

ぽてぃお

第1話 初代猫・ミィ

引っ越した家にネズミが出るからと譲り受けたのが初代猫・みぃ。

ミィが家に来た時私は2~3歳やったと思う。物心つくかつかんかぐらいやったからあんまり覚えてないけど…。

名付け親は私と兄らしい。猫砂のパッケージに描かれた猫の名前からとったんやて。

や、覚えてへんw


ミィは我が家に来た時点で妊娠してたらしく、しばらくして6匹の仔猫を出産した。

出産した日の事はよく覚えてる。保育園から帰ってきたら産まれたてのちっちゃい猫が一杯いてて…めっちゃ感動した!


仔猫達は、イチ♂ フゥ♀ サン♂ ゴクウ♀ ロク♂ ナナ♀ と名付けられた。

ゴクウ♀は当時ドラゴンボールが好きやった兄が名付けてた。

よりによって何で女の子にゴクウやねん…。


ある程度育ってから、イチ、サン、ゴクウはそれぞれ別の家に貰われていった。全員母の友達やけどね!


ミィにとって自分が産んだ仔猫はもちろんの事、私と兄も自分の子供と思ってたらしい。母曰く、私と兄はミィい躾けられてたらしいw

裸でウロウロしてたら早く服着ろとばかりに噛みつき、オニギリ持ったままぼ~っとTV見てたら手叩かれてオニギリ取られ…挙句の果てにポイ捨てしたゴミ咥えてもって帰ってきたりしてたらしい…。すごい…。

流石ミィ。肝っ玉母ちゃん。


そんな面倒見の良いミィは新入り達にも懐かれて、皆のママ兼ボスとして君臨してた。


そんなミィやから、亡くなった時全員ミィの傍に集まってた。


流石ミィ!皆に愛されてるね!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る