意外性と先の展開への期待と不安に満ちた作品

ネット小説らしくない『不安と未知』を原動力に読み進ませようとする話。
あらすじが『主人公が殺人鬼だという事を否定していない』上に『主人公にからんでくる殺人鬼をヒロインと断定』するし『犯罪を助長する意図はございません』とか書いたりするので『殺人鬼ヒロインとの和解からの二人での大量殺戮』エンドくらいはあるかなあと不安に思いながら読んだが一章終了の時点ではそんなことにはならず『主人公の目的は失った仲間のためにも冒険者の頂点を目指す事』と明かされホッとしました。
ただ結局『主人公の罪の証拠もないが読者視点でもタイトルと主人公の発言以外主人公が無罪と言う根拠もない』ので不安も残りますがそこまがた読み進める原動力になる。