② テレビ
第23話
プロ野球の「王道」の観戦方法といえば「テレビ」。
昭和の時代、テレビ番組の花形は「プロ野球中継」でありました。
お風呂上がりのお父さんが居間で寝っ転がってビール飲みながら野球中継を観ている、なんて光景が多くの家庭で繰り広げられていたことでしょう。
しかし平成の時代も終わろうかという今、地上波での野球中継はめったに放映されなくなりました。
(※まぁ、未だに広島ではちょいちょい地上波でカープ戦を放映してて、めちゃ高い視聴率を稼いでいますけどね。広島は全国の中でもカープ愛が異常すぎるんで、広島を基準にして全国のことを語っちゃいけない)
そんなわけで、現在、プロ野球中継の主軸は、BS・CSにほぼ移行している感があります。
2019年、カープ主催試合を全て観れるのは、有料チャンネルの「J SPORTS 1」です。
スカパー!やJ:COM、ひかりTV、居住地域のケーブルテレビから利用できるCSチャンネルです。
なんと、今年からはオンデマンド配信もやってくれるそうですよ。
もちろん、ビジターの試合も観たいですよね。セ・リーグの各球団の主催試合を放送するCSチャンネルをまとめておきましょう(2018年の情報なので変更があったらゴメンナサイ)。
・ジャイアンツ→「日テレジータス」
・タイガース→「GAORA SPORTS」または「スカイA」
・ドラゴンズ→「J SPORTS 2」
・ベイスターズ→「TBSチャンネル2」
・スワローズ→「フジテレビONE」
これらのチャンネルをまとめて割安で契約できる「スカパー!プロ野球セット」のような定額パックもあります。詳しくはスカパー!や、J:COM、ひかりTV、または地元のケーブルテレビ局などにお問い合わせください。
さて、テレビ観戦の良さは、何といっても、複数のカメラで撮った色々なアングルの映像を見せてくれることです。
マウンドに上がるピッチャーの集中した顔のアップ、ピッチャーとバッターが対峙する光景、バッターの顔のアップ、スタンドを埋めつくすファン、内野手たちが微妙に守備位置を変えている様子、バットとボールがぶつかる瞬間のスローモーション……などなど、その一瞬一瞬を映像として切り取り、リアルなドラマを見せてくれます。
また、最近は各種のデータを映像に載せて説明してくれます。一球ごとのピッチャーの球種やコース、バッターの最近の試合成績、現時点での控え選手は誰がいるか…など、その試合を深く理解するための情報が画面の中に詰まっています。
また、実況アナウンサーや解説者の方々による丁寧な解説もありますので、この講座の初級編ほどの基礎知識さえあればなんとな~く観戦できちゃうのがテレビ観戦の良いところ。
そういう意味でも、初心者からマニアまで幅広く受け入れるテレビ観戦という観戦スタイルは、昔も今も変わらず、野球の楽しみ方の「王道」と言えるでしょう。
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