スタジアムに入れなくったって、野球を楽しむ方法はた～くさんあります！

この章では、古典的な観戦方法からネットを駆使した最新スタイルまで、色々な選択肢をご紹介しますね。

さて、この章では、首都圏にお住いの“関東カープファン”の方に向けてお話しを進めていくことにします。

ファン同士の交流もグルメも楽しみたい、ちょっぴり欲張りで社交的な貴女には、【カープ戦が楽しめる飲食店】がオススメ！

「カープ女子」という言葉が、元々は「首都圏に住むカープファンの女性」を指す言葉であったように、実は東京周辺にはカープの熱心なファンが予想以上にたくさんいるのです。

その人々が普段どのように交流しているかというと、カープファンが集まる飲食店があって、そこで美味しいものを飲み食いしながら、皆で一緒にテレビの野球中継を観て盛り上がっているのです。

インターネットで「関東　カープファン　店」などのワードを使って検索すると、たくさんのお店が紹介されています。

ここでは、私が普段よく利用させてもらっている３つの広島風お好み焼きのお店を紹介しておきましょう。

なお、営業時間やメニュー、価格などは、それぞれのお店のホームページか電話でご確認くださいね。

①　Ｂｉｇ－Ｐｉｇ神田カープ本店

（東京都千代田区内神田３－４－６ 富士エレベータービルＢ１Ｆ）

「関東カープファンの聖地」との呼び声も高い、超有名店。

カープが優勝した時などに、テレビなどで東京のファンの喜びぶりを報道する際には、だいたいこのお店から中継されています。

カープ初優勝の日のスコアボードの複製がお店の中央にドドンと設置され、往年の名選手のユニフォームや著名人のサインなどがたくさん飾られています。

店内の大型モニターには、試合の際はもちろん中継を、それ以外の時にはカープ関連のビデオなどを流していて、いつでもカープの世界にどっぷり浸れます。

店内は広くて、そのほとんどがカープファンなので、大勢でテレビを観ながら大盛り上がり！歓声や溜息が店内に響き渡ります。

また、ユニフォームやカンフーバットの無料貸し出しも行っているので、手ぶらで行っても大丈夫。さらに、自前のユニフォームを着てきた人には何かいいことがあるかも…？

収容人数は多いですが、そのぶん人気もあるので、予約をしておいたほうが無難でしょう。

②　もみじ屋

（東京都千代田区飯田橋４－２－６　アヴァンセ飯田橋１Ｆ）

東京ドームからも徒歩圏内の飯田橋駅近くにある「もみじ屋」さん。昔は「れもん屋」という名前で親しまれてきた老舗店。

客席は３０席ほどしかありませんが、宴会用の別館もあるそうです（そちらは１５席）。

広島風お好み焼きを中心に、鉄板焼き料理を揃えています。私が好きなのは「豚肉のしそ巻き」。美味しいので食べてみて。

店内には小さなテレビがあって、試合の日は中継を流してくれます。騒いだりはできませんが、カープ好きの店員さんや常連さん達の会話を聞きながら静かに観るのもオツなもの。

③　恋鯉

（東京都武蔵野市吉祥寺本町１－２０－３パーキングプラザ Ｂ１Ｆ）

ＪＲ吉祥寺駅に近く、ショッピングや散歩のついでにフラッと寄れる「恋鯉（こいこい）」さん。２０１６年オープンの比較的新しいお店。

赤を基調とした広々としたフロアの中心には緒方監督のユニフォーム（監督＆かな子夫人のサイン入り！）が飾られ、随所にカープ愛を感じられる綺麗なお店です。

試合の際は、大型モニターで観戦できます。ユニフォーム姿のお客さんもちらほら。白熱してくると、隣の席の人とハイタッチしたりして、それなりに楽しめます。

お好み焼きももちろん美味しいですが、一品料理も種類が多いですよ。「小いわしのフライ」が特に美味しかったな。広島人に愛される懐かしい味。試してみてください。