……なんだか、暗いムードになってしまった。

皆さんに「スタジアム観戦の楽しさ」をお伝えしたいのに、その入口でガッカリさせるような話をしてしまい、申し訳ありません。

でも、これが２０１９年現在のカープファンの現実なのです。

ただ、だからといって、「やっぱ、やーめた」とは言わせたくない私がここにおります。

チケット発売日に入手できなかったからといって、完全にアウトかというと、実はそうでもなかったりします。

私の経験から得たノウハウをいくつかご紹介しておきましょう。

①　キャンセルを狙う

私がよく活用している「セブンチケット」。

スマホにブックマークしておいて、休憩時間などにちょこちょこ覗いています。

すると、先日までは「×（完売）」と表示されていたところが、ごくたまに「△（僅少）」などに変わっていることがあるのです。

これはなぜかというと、チケットを予約した人が払込期限までに代金を払わないときに、自動的に予約を取り消されるからなのです（転売など不正が発覚した場合とかもあるとか…？）。

他の「チケットぴあ」などでもキャンセルはちょいちょい出ているそうです。

「諦めないでこまめにチェックする」、これが秘訣と言えるでしょう。

②　セット販売を狙う

たまに、ホテルなどで「観戦チケット付きプラン」が売り出されていることがあります。広島ですとマツダスタジアムすぐそばの「広島インテリジェントホテル」が年間指定席を１６枚確保してセットプランを販売しています。

また、ＪＲ西日本広島支社が企画する新幹線セットプランなどもあるようです。

この他にも、各企業が販促品の目玉として「抽選でカープ観戦チケットをプレゼント！」などとうたうことは広島県内ではよく見られます。当たるかどうかは分かりませんが。

また、過去にはカープ球団が首都圏の女性ファンを無料でマツダスタジアムに招待したこともありました。

新聞や広告、まとめサイトなどに常に目を光らせて、こういったチャンスを逃さないようにしておくと、いつか良いことあるかも。

③　ぼっち観戦という考え方

チケットが取りにくい要因のひとつとして、「家族やお友達と隣同士で観たい」ということがあります。

しかし、複数の連番チケットというのは、なかなか取りづらいもの。ほら、レストランでも「５人一緒の卓で」と言うとけっこう待たされるけれど、「１人でカウンター席を」と言うとあっさり通してくれたりするでしょう。あれと同じことです。

もちろん、小さなお子さんがいたりすると難しいけれど、友人同士とかならちょっとぐらい離れた席でもいいんじゃないですか？

以前、東京ドームのビジター応援席で観戦していた時、隣にカープ女子が一人でいらっしゃいました。珍しいなと思って声をかけてみると、今日はジャイアンツファンの女友達（“Ｇ－ｊｏ”ですね）と一緒に来ていて、彼女は１塁側のジャイアンツ応援席にいるのだと。

そういうのもイイな、と思いました。お互いに好きなチームを気兼ねなく応援して、終わった後は一緒にご飯を食べながら試合のことを語り合うのだと。喧嘩になんないのかな（笑）でも楽しそうですよね。