第19話
⑥ マツダスタジアム
カープのチケット発売日は、3月1日の朝10時。
マツダスタジアムでの窓口販売は、まず、事前に(2月25日)にマツダスタジアムで配布された抽選券を入手し、当選した抽選券を持っている人だけが、3月1日・2日の窓口販売に参加できます。
インターネットでのチケット販売も、3月1日の朝10時から。
「セブンチケット」、「ローソンチケット」、「イープラス」、「チケットぴあ」が対象となります。
同じく、コンビニ店頭での発売も、「セブンイレブン」、「ローソン」、「ミニストップ」、「ファミリーマート」で行われます。
なお、カープ球団公式サイトからのインターネット購入は、3月1日の「窓口販売終了後から」始まります。
なお、3月2日朝9時~窓口販売終了時まで受付が一時中断されるので注意。
この他にも、中国地方・京阪神・福岡県のJR西日本の主な駅の 「みどりの窓口」や、広島の地元新聞である「中国新聞」の販売店などでもチケットを取り扱っているようです。
……しかし、夢のないことを言いたくはないのですが…ッ、マジでチケット取れないです。ぐすん。
なぜかというと、実は、この3月1日よりも前に、既にほとんどのチケットが売れているからなのです………。
まずは「年間指定席」の約8000席が、既に完売となっています。
年間指定席とは、文字どおり“一年間その席をずっと占有する”超高額のチケットで、企業などが購入しています。
そしてその権利は、手放さない限りは毎年更新されるため、現在、新規の購入は不可能です。
広島の友人に聞いた話では、この年間指定席を保有している知人が福岡県に転勤し、マツダスタジアムに通いにくくなったにもかかわらず、権利を手放さずに更新しているのだとか。なぜかというと「いったん手放したら再び広島に戻ってきたときに入手できなくなるから」なんですって。
次に、ファンクラブの先行販売。
カープのファンクラブは、12球団で唯一「定員」が設けられているのが特徴です。その定員の総数は50000人。
現在、このファンクラブの入会自体も争奪戦となっていて、既に2019年度のファンクラブの入会受付は終了しています。
ファンクラブの入会受付初日に、ほんの数分で定員オーバーになってしまったのだとか。
そして、このファンクラブ会員が、2月8日のセブンチケット先着販売と、2月12日のローソンチケット抽選販売に殺到。
長年のファンクラブ会員である広島の実兄によると、数年前までは余裕でチケットを確保できていたものが、今年は「第15希望と第16希望しか当たらんかった」とのこと(悲鳴)。
さらに、2月25日の抽選券配布には、マツダスタジアム周辺に5万人を超える人が押しかけ、球場周辺の道路は麻痺、隣を走るJRの運行にも危険が生じたため、途中で配布を打ち切ったとのこと。これ月曜日の朝の話ですからね?
そんなわけで、この記事を書いている時点ではまだ3月1日がどうなるかは分かっていませんが…、あっ…、察し。
いや、ここ数年、3月1日はマツダスタジアム前にテント村ができるとか、広島県内のコンビニの店先に長蛇の列ができるとか、セブンチケットのサーバーがダウンするとか、大変な騒ぎなのです。今年はどうなるかなぁ(泣)
もちろん、カープの人気が高まるのはとても嬉しい。あのガラガラの外野席の時代に戻りたいとは思わない。
でも、あまりにも加熱し過ぎたせいで、競争を煽る人たち――要するに転売ヤーの大暴れを許してしまう結果になってしまった。
球団にも何らかの対策を求めたいところですが、でも、やっぱりファン一人ひとりの心構えが大切なのです。
スタジアムで試合を観るのはとても楽しいけれど、節度と自制は忘れずに。
というわけで、大事なことなので、もう一度、言いますよ。
転売・ダメ・絶対。
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