⑥ 横浜スタジアム
第14話
横浜DeNAベイスターズの本拠地球場は「横浜スタジアム」。通称「ハマスタ」。
2020年の東京オリンピックの際に、野球・ソフトボールの競技会場となる予定のスタジアムです。
場所は、神奈川県横浜市。
JRの「関内駅」から徒歩2分。駅の南口改札を出て右を見たらすぐそこに見える、という抜群のアクセスの良さ。
さらに、スタジアムのすぐ隣は横浜中華街。山下公園も赤レンガ倉庫も徒歩圏内にあり、野球と観光とグルメをいっぺんに楽しめるお得感満載のロケーションです。
収容人員は3万人と小規模ですが、現在、オリンピックに向けて大規模改修工事が進行中。改修後はさらに6千人の収容人員増となる予定です。
ハマスタは、青色を基調とした明るく開放的なムードのスタジアムです。
試合の日にはスタジアム外周の公園に多くの屋台やイベントブースが並び、野球ファンもそれ以外の人も皆でお祭りムードを楽しむことができます。
女性ファンには特に嬉しいのが、清潔な女子トイレがたくさん設置されていること。
なにしろ、一昔前のスタジアムときたら「球場は男が来るもの」と決めてかかっていて、女子トイレの数は非常に少なく、汚いトイレの前に長蛇の行列が出来ていることがよくありました。
そこに目をつけたのがDeNA創業者の南場智子さん。ベイスターズのオーナーに就任するや否や、まず「トイレを綺麗にせよ」と命令したのだそうです。これからのプロ野球人気を支えるのは女性、そして女性はトイレの清潔さに敏感であるから…ということで。
このトイレの例を含めて、ハマスタには随所に女性ファンを意識した環境づくりがなされています。
ハムスターをモチーフとしたマスコットキャラクターのDB.スターマン&キララはとっても可愛いし、女性ファン向けイベントも多く開催されています。
グルメは、ハマスタ名物「みかん氷」は外せない!
その名のとおり、かき氷の上にみかんの缶詰をシロップごとぶっかけただけの、極めてシンプルな代物なんですが、真夏の野球観戦にはこのさっぱりした甘酸っぱさがベストマッチなのです!
また、横浜名物の崎陽軒のシウマイ弁当もおススメですよ。お食事とご一緒に、球団オリジナルビールの「ベイスターズラガー&ベイスターズエール」もいかがですか?
“ラッキーセブン”の風船の打ち上げはアリ。風船の色は青。
ラッキーセブンの応援合戦も盛り上がりますが、ハマスタが最も盛り上がる瞬間といえば、山﨑康晃投手が登場する時でしょう。
山崎投手は“抑え”のピッチャー。試合の最後を締めくくる9回表のマウンドに立ち、ベイスターズに勝利をもたらす“守護神”です。
その山﨑投手が登場する際には、ドイツのテクノバンドであるZombie Nationの「KernKraft 400」がBGMとしてグラウンドに流れ、そのノリノリのダンスミュージックに合わせて、ベイスターズファンが一斉にジャンプしながら「ヤ!ス!ア!キ!」と叫び拳を突き上げる、という情景が展開されます。
このベイスターズファンが一体となった応援はすさまじく、ビジターファンは気圧されてしまいます。敵としてはイヤだけど、オールスターゲームとかの機会があればやってみたいな、ヤスアキジャンプ(笑)
なお、球場の近くで「+B(プラス・ビー)」という名のライフスタイルショップを運営しています。
いわゆる応援グッズの売店ではなく、日常生活で使える洋服や雑貨などに野球(Baseball)の要素を“プラス”したものを販売しています。
他球団ファンや野球に興味ない人でも全く抵抗なく使えるデザイン。私もTシャツを愛用していますよ。ハマスタに来た際には覗いてみては?
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