1 野球の基礎編
1 まずは【ポジション】を覚えよう
第1話
野球は9人で行うスポーツです。
それぞれの選手が受け持つ守備位置のことを「ポジション」と言います。
上の図の中に示した番号のポジションの呼び名はそれぞれ次のとおりです。
1 ピッチャー(投手)
2 キャッチャー(捕手)
3 ファースト(1塁手)
4 セカンド(2塁手)
5 サード(3塁手)
6 ショート(遊撃手)
7 レフト(左翼手)
8 センター(中堅手)
9 ライト(右翼手)
各ポジションにはそれぞれ役割があります。
ピッチャーは、投げる人。
ピッチャーの良し悪しでチームの強さがほぼ決まると言っても言い過ぎじゃないぐらい。
1チームにだいたい30人ぐらいの投手が所属しています。
なんでそんなにたくさん必要なのかというと、ピッチャーの中にもそれぞれ役割分担があるからなんですね。
試合開始後、最初に投げる両チームの投手を「先発投手」と呼びます。
先発投手にはおおむね1試合で100球ぐらい投げられるスタミナを要求されます。
どのチームもだいたい5~6人の投手を「先発ローテーション投手」として選び出し、中5~6日の間隔を空けて試合に出場(「登板」といいます)します。
先発投手の中で最も優れた能力を持つ者を「エース」と呼びます。
試合の途中で、先発投手に交代が告げられると「中継ぎ投手(リリーフ)」が試合を引き継いで投げます。
中継ぎ投手はどのタイミングで出番が来るか分からないので、試合中もブルペン(投手が練習をする部屋)でいつでも投げられるよう準備をしています。
中継ぎ投手は1人ではなく、試合の展開によって、複数の投手が次々と交代することも。
ラスト(9回)に投げるピッチャーのことを「抑え(クローザー)」と呼びます。
絶対に失点が許されない厳しい局面を任されるので、何よりも強靭な精神力と、ピシャリと試合を締めくくる能力が要求されます。
その役割の重要さから「ストッパー」、「守護神」なんて呼ばれたりすることもあります。
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