第28話
作り終わったのか病人じゃないはずなのに空野はおじやを作った。
「…普通のご飯でよかったのに」
「いや、一応病み上がりだろ」
ほら、食えとテーブルの上に置いた。
僕は置かれたおじやを一口食べる。
「…うまい」
「だろ?」
笑顔で言う空野。
上手いってことは体が疲れてるってこったとどや顔で言うがそれは関係ない気が…。
そう思ったがせっかく作ってもらったんだからと思い僕は何も言わず食べた。
食べ終わると明日は会社に来いよと言って空野は帰っていった。
僕はラインでお礼を書いて送った。
本当は口で言うつもりが空野がさっさと帰ってしまったから言う事ができなかった。
僕はまたベットに横になって本を手に取った。
本を読むのが癖になっていて続きを読み始めた。
動けないほど疲れていたのん本を読む気力があることに驚く。
そして最後まで読み終わって今日は早めに寝ることにした。
朝になると体が軽くなっている。
うし。回復した。僕ははりきって会社に行った。
仕事は嫌なほど溜まっていると思うけど一日休んだだけで気持ちの面でもいつもよりは楽だった。
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