第17話

が、衣装担当の人と早速問題勃発。


「ですから、もう少し予算増やしてくれたっていいじゃないですか!?

これでどうコーデすれと言うのですか!?」

「だからこれ以上予算を割いたら他の所に回せなくなるんですよ。もう少し予算にあったファッションのコーデを考えてください!!」

「ここケチる所じゃないですよね!?モデルの子に申し訳ないと思わないんですか!?」

「ちっとも思いません。僕も仕事があるのでこの話は終わりにしてください。」

「感じ悪」


それだけ言うと衣装担当の人はドスドスと僕のもとから去っていった。


定時になると仕事は残ってたがこの空間にいたくなくて切り上げて帰ることにした。

元の部署に戻りたい。

そんなことを思いながら会社から出た。

それから毎日朝から夕方まで昼をとる時間もないくらいの激務が続いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る