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 ・塩の線


【概要】

 行商人が塩のブロックを売りに来ます。

 家畜に舐めさせる用のものだとの触れ込みなのですが、膨大な数を法外な値段で売りつけて来ます。

 断ると周囲の人たちは買ってるとのこと、更に断り続けるとまた三日後に来ると、それまでに向こうの山の向こうを見ておくようにと去っていきます。

 言われたとおり山を登って見ると、反対側には草木一本生えてません。唯一残っている枯木の周囲にはボロボロな塩のブロックが残されてます。

 そんな中をのっそりと動いているのが、小山と見違えるほど巨大なカタツムリ十数匹です。

 カタツムリの餌になる植物が残ってるのはこちら側山の斜面だけです。

 その後何をしようとも三日後に行商人は再びやって来ます。


【状態】

 カタツムリは正式名称『キュウショクツムリ』と呼ばれる外来種で、植物なら何でも食べ、すぐに成長、単体生殖可、何より遅くて安全として最先端の家畜ともてはやされていました。が、肝心の肉に問題があり、塩をかけたり熱を加えると溶けて消えます。生だと寄生虫の危険があり、そこまでして食べたところで美味しくはなく、栄養価も低いため、今では見かけません。

 近くに跡地がありましたが、前の持ち主が夜逃げしたため今は廃墟です。

 そこから逃げ出したのが野生化、本来は最大でも犬ぐらいのサイズだったのが小屋ほどの大きさになってます。

 トロイですがでかいので雑にタフです。

 弱点は塩で、ブロックを並べると越えられません。


【クリア条件】

 税金と思って塩を買うか、カタツムリを退治するかの二択です。

 


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