スヤサキ君って実は…
みえないちから
第一部 月と太陽
プロローグ 《プロローグ 白黒猫の秘密》
”それ”は彼女の頭からスルリと滑り落ちた。
”それ”はファサっと床に落ちた。
そしてシュルリと”それも”床に落ちた。
床に落ちた”それら”に手を伸ばしたまま固まった彼女は、やがてぷるぷる震えだした。
俺は彼女が心配になり、彼女の顔を覗き込んだ…………あれ?
どうして俺は、他人の見てはいけない場面にタイミング悪く出くわすのだろうか?
人は誰でも他人には知られたくない「隠し事」がある。俺にもある。
そして、彼女って実は…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます