おまけ3
作者駄文
終わったぁ。
今回は、いつものはないです。もういいでしょ。最初の体裁とか。
ここまで読んでくださっている方なら、もうここが作者の喚き散らかす場所だと理解してくださっているはずです。
ということで、既に始まっていますが、作者の駄文を書き連ねていきます。興味のある方はお付き合いお願いします。
昔の私。『存在しない友達関係』のあとがきを書いている私。やったよ。ついにやったよ。電波系ヒロイン、もしくは綾〇系ヒロイン、登場出来たよ。喋ったよ。
なんて、感慨深い気持ちでジーンとしております。彼女の登場シーンは、思ったより奇怪な感じが出せたのではないでしょうか。とはいえ、彼女については描き始めると私の方がその世界に引き摺り込まれていってしまうので思っているよりも喋っていないかもしれません。
こう見えて、怖いのは苦手なので。
とはいえ、最近少なくなって来ている絶滅危惧種。電波系ヒロイン、もしくは綾〇系ヒロインの出て来るお話を読みたかった。だから書いた。全然出番ないですけど、これからですけど。
ある程度シリアスな感じがあって、関わってはいけない感があって、ちょっとゾッとしてしまうような少女を表現してみたかった。当時なんとなく考えていたことが、ついに実行できました!出来ればビジュアルノベルでこのシーンを観たい!邪悪な一枚絵で、その世界に引き摺り込まれたい!
長かった。ここまで本当に長かった。誰ですか、『尾緒神くんと被せられた罪』は五万字程度で終わるなんて考えていた馬鹿は!終わんないよ!
とはいえ、ところどころで個人的にエモいと思えるシーンをぶち込めたのは良かったです。そのおかげか、最終回の尾緒神くんが、思った以上に赤堂さんが来てくれたことに喜んでいるような気がしました。あれ。これ多分地の文で書かれている以上に喜んでるぞ。こいつ。てなってよきです。
こういう私が予期していないエモさ、文字で書いている以上の変化を感じ取れた作品は初めてなので。癖になっちゃいそうで怖いです。途中までは赤堂さんからの尾緒神くんへの気持ちだったのが、最後は逆になっているのも。後で読んでて気がついて、ああ。良い。なんて思ってしまいました。完全にオタクでした。
やっぱり、物語を完結させるって大事ですね。
正直、第11話でも、第16話でも。もっと言うならば『存在しない友達関係』や『体操服を貸す』お話ですらあそこで終わってもいいと思っていました。でもまさか、最後にまとめる為にあのお話達がまた息を吹き返すことになるなんて。
第17話からは、個人的な葛藤がありました。正直、伏線とか考えていないので。今まで書いた何を使ってどう物語を紡いでやろうかと結構頭を使いました。まだまだ下手っぴではありますが、私なりの回答は出せたのではないでしょうか。
これまでの物語を尾緒神くんなりに総括して、放課後の屋上少女に観られているという最後のシーン、イラストで観てぇ。視覚的な不快さを感じてぇ。なんてくどい程思っております。
絵が上手ければ自分でファンイラスト書いたのに。ちきしょう、どうしてこの手は不器用なんだ。
最終回なのですが、初稿では赤堂さんの登場はありませんでした。衝撃の最後というのに憧れていて。ボーイミーツガールで始まったお話が、最後にもボーイミーツガールで終わる。なんて物語も乙なものだと考えていたのです。が、どうにも腑に落ちなくて。結局出て来ちゃうことになってしまいました。
でもそれで納得出来たのだからそれでよし!
暗くなっていく物語の雰囲気を最後に拾い上げる。そんな雰囲気を出せていたのなら満足です。友達がいることで柔らかくなる物語の雰囲気。うん。いいね。好き。
ふぅ。という訳で、今回はこの変で暴走を止めようと思います。
ここまでお読みになってくださった皆さん。私の物語にお付き合いくださった皆さん。本当に。本当にありがとうございました。
この続きを書くかどうかは分かりませんが、それではまた。
ご縁があれば、その時もよろしくお願い致します。
十六夜つくし
尾緒神くんと被せられた罪 十六夜 つくし @menkouhugainotama
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