大炭寺麻由実の日常

黒羽朱葉

第一部 

プロローグ

 地球ではないどこかにある場所にて、1人の少年が分厚い本のページをめくっていた。その

本に書かれている文字は普通の人には読めない文字で書かれていたが、少年には本に書かれている文字が自然に読めていた。

 「ふう。数百年ぶりに目覚めて、久しぶりに冒険してきて帰ってきたけど、やることなくてどうしようかな~って、思っていた矢先、この本ー『黙示録もくしろく(アポカリプス)』を見つけて更新された分を読んでみたけど、オレが寝てたり旅してる間に様々な世界・時代・時空・次元でいろんな出来事が起こってたみたいだな。」

 少年はそうつぶやきながらページをめくっていく。すると突然ページをめくるのをやめて今開いてるページをじっくりと読み始めた。そこに書かれている話は少年の古い友人が経験した出来事が書かれていた。

 「へえ。…相変わらずの巻き込まれ気質か。まっ、あいつらしいか。それにしても、が『大炭寺麻由実』ねぇ。名前がダサい気もするけど、まあいいか。この話、面白そうだしもう少し読んで見るか。」

 そう呟いた後、少年は再びページをめくり読み始めた。この物語は、『黙示録(アポカリプス)』に刻まれた記録の一端である…。


                              次回から本編スタート!

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る