詩集 Sumire

みぃ

第1話 冬のいろ



誰かが言った

冬の山はかなしい色をしてる

寂しそうよねと

こたえる


雪が積もれば

颯爽と純白を

受け入れる


空気も凛とすみわたる


心地よい緊張感に包まれる


真冬の寒さに

したたか 打たれ


春待ち望む声が

次第に大きくなってゆく


春夏秋冬


其々

そこかしこに

よさを見つけて


なるたけ

自然と寄り添いながら


四季をゆく


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩集 Sumire みぃ @miwa-masa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ