お蔵入りとなったオカルト記事の内容
《怪奇》一家心中に残された謎の遺書!!
大久保一家無理心中事件
2016年█月█日22時40分
大久保家の居間で家族3人の遺体が見つかった、死因は練炭の煙による一酸化中毒で、その後自殺と判断された。
おおまかにここまでが当時新聞に記載された内容で、この一家心中は大きくニュースにもなっておらず、誰も多くは知ることなく終了した。
しかし、この事件にはまた謎があった!!
ことの発端は、私には警察の知り合いがおり、飲みの場でこの事件について少し変な部分があるということを言われた。これは新聞にも記載されていないが、その家には遺書らしきものが残っていたという。
書かれていた内容としては
「私たちでは、娘のさなえを幸せに出来なかった」
なぜこの遺書を新聞に記載しなかったのか理由としては、
見つかった遺体は夫婦の2人と妻方の母親の3人でその夫婦には娘などいなかったからだ。そして身内にもさなえという女性は存在しなかった。またその遺書には、他にも裏面に文章がメモ書みたいな感じで、
「器が必要」
「電波させる?」
「代償は、、」
と書いてあったそうだ。
これがどう言った意味を表すのか?
またさなえとは一体何者か?
私たちは今後も調査を進めていく必要がある!!
※この記事は警察から差し止めを受け記載できずお蔵入りとなり、市場に出回ることはなかった。
オオクボサナエに関しての記録内容 ヒル @kiyojii
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます