第11話 宝くじのリザルト スクラッチ
仕分けだけして半分以上忘れてたスクラッチのヤト動画を見てビックリ。
僕だけでは換金できない当たりが多すぎ。
①近所でお店任せで買った分
A店100円スクラッチ 100枚 10000円
⇒ 135万4200円 1等100万1本他
200円スクラッチ 100枚 20000円
⇒ 2133万2000円 1等500万3本 2等50万10本他
B店100円スクラッチ 100枚 10000円
⇒ 142万3500円 1等100万1本他
200円スクラッチ 100枚 20000円
⇒ 1721万2000円 1等500万2本 2等50万14本他
②近所でお店で選択させてもらって買った分
C店100円スクラッチ 100枚 10000円
⇒ 361万7200円 1等100万3本他
200円スクラッチ 100枚 20000円
⇒ 2338万1300円 1等500万4本 2等50万6本他
D店100円スクラッチ 100枚 10000円
⇒ 361万7200円 1等100万3本他
200円スクラッチ 100枚 20000円
⇒ 3403万0600円 1等500万6本 2等50万8本他
コレ、親にも協力してもらわないと何ともならないわ。
先に換金した分を除外して1億591万3800円。
端数は僕でも換金できるけど、多分枚数が多いから下手すりゃ1000万超えるかもしれない。
駄目だ、怖すぎる。
親の説得用の見せ金と、現物の当たりくじを見せて協力を願うことにした。
当たって欲しいと思って買った方が、間違いなく金額が高い。
ここまで来ると≪超豪運≫の効果は現実世界でも通用すると確信できる。
なら、親も説得できるはず。
ただ、どうやって親に説明するか悩む。
嘘は
それに週明けからは学校にも行かなきゃいけないし......
とりあえず誤魔化すことでいろいろと考えた。
スクラッチを沢山買って削ってる人が居たから、興味本位で声をかけたら手伝うことになった。
報酬は、ここにあるスクラッチくじ10枚。
当たったらそれは君にあげたものだから好きにしていい って。
手伝いの後、削ったら少額当選と中額当選があったので、おめでとうと言われながら貰うこととしてその人と別れた。
ヤトにそのことを伝え、一緒にご飯でも行こうって街に出て。
サイゼで食べた後、残ったお金をもう一回スクラッチにつぎ込んだ。
宝くじって復興支援とかにも使われるって聞くし、僕がそんな大金持ってちゃダメかな?
とかヤトにも相談したんだ、もう一回当たったら神様がくれた、
ハズレたら復興支援に募金した って思うのはどうだって言われて、
つい、その気になって買っちゃった結果がコレ。
結構いい加減な設定だけど、現物の当たりくじはあるし、僕にそんな沢山の小遣いが残ってるはずがないことは、両親的に確信してる。
今まで親の前では大きな嘘を言ったこと無いし、多分信じてくれる。
だから、なんとか乗り切れると思いたい。
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