あとがき

作者のあとがきなんて要らない派でしたが、書いてしまってる自分がいます。素晴らしい作品だったら、作者の思想とか考え混じっていらない情報入れたくなくなるんですよね。


ただ、私程度の作品であれば、気にしなくて大丈夫でしょう。


私の2作目の作品となります。


めっちゃ面白かったよとか、この雰囲気好きって人は、反応ほしいですね。


あと、私が初めて書いた「しずくのいちご牛乳」もよろしく。最初の方を我慢して読んだら面白いと思ってます。「しずくいちご牛乳」みたいなおかしな世界の物語は他にない。



---

本作ですが。


最後のセリフで、「死ななきゃよかったよ!」と

後悔し、泣いて終わるって最終回は決まってました。自然と、2人に対してもちょっとした救いはいれたくなったけどね。


自分の作品ながら、構成とプロット、テーマの一貫性と伝えたいことがちゃんとあって好きだな。

ほんと、死ななきゃよかったの一言なんで。


透花の自殺の理由は、本当に些細な可能性はあります。完璧に見えた透花でも、そういうもんです。


叙述トリックとか、ミスリードさせたいんだよって欲がめっちゃ出てます。


1、最初に透花が読者に語りかけてると思わせ、夢莉に言っている事。


2、私視点で語られる世界は、夢莉視点の歪んだ世界であったこと。


3、透花は、恨みや復讐で自殺したと思わせる事。


4、自殺した理由を探す物語ではなく、タイトル通りの話であること。


作中読んでて気づけるなら、相当プロ読者だと思うけどどうかな。私という一人称で、もう疑うレベルの人かな。


これを夢莉視点だけで、語らせるのが難しくて、不自然な所あるよね。


透花じゃないのに、さも透花のように発言させつつも、なんで自殺をしたかの理由、そこで何が起きたかを語らせないといけない。


「そんな蓮のどこが良かったのかしら?」


これもどちらの心境でも捉えれるセリフとして、

蓮の事も夢莉視点の歪んだ形でわかるセリフにしないといけない。さらに叙述トリックのヒントにもなる。


そういうこともあって、作中の人達はそんなに酷くなかったし、思春期特有のものが沢山あり、どれもよくある話です。


その上で、真実は曖昧なんですが、一番悪いのは、遺書もなく相談もなんにもせずに、自殺した透花です。何なら、周りに完璧を求めすぎて孤立したという説もあります。



何か感じてくれたらうれしいですね。


ここまでたどり着いて、読んでくれる人は稀だと思うので、反応をいただければうれしいです。、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

誰も私を語れない ぷらぷらぷらす @puraprasu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ