第13話

みつあみ化粧女の後ろに、

部長が立っていた。


「坂田。」


あたしが言うと、

みつあみ女が、かたまった。

「オレ、おまえんこと好きじゃねーし」


あたしに言ったような気がして、おどろいたけれど、坂田はあたしの腰に手をまわして、グラウンドにあたしを連れて行った。



坂田にくっついてたのは、みつあみ化粧女だと、なんとなく分かった。



そして、

坂田があたしを大切にしてることが伝わった。

でも、もうそれ以上に

あたしは、頭が混乱した。




坂田に触れられてる。




こんなにドキドキしたことがない。


手が震える。


坂田に、触れられるのが、怖い。








みみりんは、途中で居なくなって、


ひと気の居ないところに来て。




坂田は、

あたしに言った。






「オレ、

お前みたいになりたい。」





「は?」



「オレ、体は大きいけど、

小心者なんだ。

怪我の、


さっきのに

落とされたお前見て、


お前がまた

狙われるのが怖かった。」

「・・・・・・・。」


「お前が、

オレの目標だったんだ。」

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