第10話
それから、一週間ほど経った。
まだ、足が痛い。
流石に、自分の中に
焦りというものが出てき始めていた。
足の治り、遅いんじゃない?
一週間たっても、
全然 痛みが引いてくれないよ・・・
もちろん、部長・坂田は、
全くこっちを相手にしない。
自分の中でも、何か
もやもやしたものがあった。
だから、
あたしは、
みみりんに協力して貰って、
坂田を呼び出すことにした。
―――・・・待ち合わせ場所は、廃校舎の近く。
でも、あたしはばかだったか、
早く歩けない事に気付くのが遅れて、
待ち合わせ時間をとうにこえて
着いてしまった。
あー、もう、いるわけないよなー。
がっくりしてると、居た!!
そばにいる みみりんが、
「見張ってるから 行きやがれえー。」
あたしは、
「ぶっちょー。
(・□・)ノ」
と、普通に出て行った。
「話 あるんスよ。」
「・・・・・。」
坂田は、あたしの引きずった脚を、見ている。
「脚見るの すけべい」
あたしがおちょくると、
坂田は、
「なっなんっ ちがっ」
すんごい否定した。
「話、つけにきた。」
あたしは、まっすぐ坂田を見た。
すると、坂田は 唇をゆるく、動かした。
「坂田、何で最近避けてるの?あたしが部活行けない間も、ケアひとつしないよね。
やっぱり、あたしに走るのやめてほしいの?」
「……?
それだけかよ?」
「他に何があるんだー?」
坂田は、きょとんとしてる。
「もうちょっと…
なんか、言う事とかは・・・」
「ないっつーの!
何言ってんの、さっさと答えやがれえぇ!!」
あたしは、切れてると、
坂田は、やがて
かなしそうな、
優しい笑顔になった。
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