第2話
次の日、学校で
あたしは、みみりん(女友達)と
こんな話していた。
「それがもう、最っ低ーなの
新しく入ってきた店長!!
ちょっと仕事で失敗したくらいで、
即 クビ!!
だって、マナーの悪い客に
ジュースぶっかけてやったんだから、お礼のひとつしてくれたって
よくない!?」
みみりんは、冷静に、
「そう?不幸な客だな」と。
さらに、あたしは、
「ああ これからどうしよう クビになっちゃ、お金…お金、入ってこないじゃん、お金!!!」
みみりんは、
「ひとみ…あんた、他にやりたいことないの?趣味とか特技生かすとか。」と言うけれど、
あたしは、
「そんなのあったら、
バイトしてないかな……
ごめん うそ
バイトは大事…お金。」
これを聞いてた、みみりんは、
「さみしい奴…。」
そういうことを言うだけだった。
次の教室移動時、
みみりんに、
「めんどくさいから、次 サボる。」って言ったら、
「あんた、そんな事言ってたら、
単位不足で3年になれないよ。
っつーか
よく1年の時、体育も社会も、ほとんど出席してないで進級できたよね。
先生方、甘いんじゃないの?」
とか
言ってたけど、
どーでもよかったから、
「暇になったから、早弁しよ~♪」
そう言ったら、
みみりんが、
「ふざけんじゃないわよ!!
一緒に行くよ。化学実験室!!」
「え~」
「え~じゃないっつーの ほら!!」
あたしは、みみりんに
連れられて、教室から出た。
…そんなわけだったけど、
みみりんと廊下を歩いてると、
急に
「ちょっと。」と
誰かに呼び止められた。
振り返ると、
「そこのヒトさぁ、昨日、神巣磨通り
走ってたよねぇ。」と、
背の高い男子が。
なんだか、見た事あるなあ…そう思ったら、思いだした、昨日走ってた時に、あたしが追い抜かした人じゃん。
「俺ね、脚には自信があったんだけど。陸上部だし、部長だし…
ちょっと 用あるんだけど。君に。」
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