誰も教えてくれない戦争の仕組み

@ashika1124

世界のタブーの情報

戦争を引き起こしたい人々がいる。彼らは、アリストテレスが2500年前に提唱した「AtoBの弁証論」を利用し、戦争を引き起こすことで富や地位、名誉を得ようとする。しかし、その結果は誤った考えや行動を生み出すだけだ。では、どうすればいいのか?


答えはシンプルだ。戦争に目を向けなければいい。たとえば、仲の悪い夫婦が口喧嘩をしていても、死に際には「君でよかった」と感謝の言葉を交わすことがある。つまり、感謝の気持ちがあれば、戦争など起こそうとはしない。日頃から感謝の心を持ち続ければ、夫婦の関係は喧嘩から感謝へと変わる。戦争とは、感謝のない状態であり、相手の弱点を探し、権力や名誉、お金、食糧などのツールを使って自分を優位に立たせようとする行為だ。しかし、その先にあるのは崩壊であり、誰かが築いたものを奪おうとするだけだ。


かつては原子力が強さの象徴だったが、今はデジタル情報がその役割を担っている。現代はAI戦争とも言える時代で、ドローンやその他の技術もデジタルと結びつき、情報を統制することで優位に立とうとする。しかし、個人がその情報を自分のものにしようとする動きも増えている。そのため、権力者たちは戦争や食糧危機など、あらゆる手段を使って自分たちの利益を守ろうとするが、そのような愚かな策はすぐに暴かれる。大衆はそうした権力者を批判するが、大衆もまた個人であり、自分自身に火の粉が降りかかる可能性もある。そのため、人々はリスクを避け、戦争反対というレールに乗り、いつの間にか「反対」という戦いの場に立たされる。これが弁証論の仕組みだ。


では、どうすればいいのか?アリストテレスはその答えを「中庸」だと示している。反対でも賛成でもない。「参加しない」という選択だ。戦争を使って支配しようとする者たちは、人々が「参加しない」と決めると、何もできなくなる。そうなれば、彼らは「ごめんなさい」と謝り、考え方を改めるようになる。これから求められるのは、そうした人々を許し、共に生きるスキルだ。複雑なことはAIが読み取ってくれる時代だからこそ、自分の好きなことを仕事にすることが、人類に与えられた自由になるだろう。


戦争を仕事にしたい人たちは、それでも構わない。ただし、他人を巻き込まず、やりたい者同士で地球に影響のないよう区画を設け、デジタルの中で思う存分戦えばいい。いつかは彼らも争いに飽き、感謝の気持ちを持つようになるだろう。私の両親が晩年に仲直りし、感謝し合うようになったように。


要するに、戦争を避けるためには「参加しない」という選択肢を選び、感謝の心を持ち続けることが大切だ。それが、平和を維持するための最善の道なのだ。

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