概要
心優しい乙女は龍の加護人と未来を紡ぐ
際国のひなびた街道の峠の甘味屋の娘、香和。利発で可愛らしい香和は、両親の店を幼い頃から手伝っていた。ある時、街道の先で地滑りが発生し、街道が封鎖され客足が途絶えた。甘味屋を閉じるしかなくなったが、甘味屋には既に多額の借金があった。まず母親が遠い街に奉公に出た。父親は山に日雇い仕事を求めた。しかし、到底借金が返済出来る目途が立たない。業を煮やした貸し元が、香和を売るように仕向け始める。不在の両親に代わって家を守り年下の弟達を守る香和に、人買い人の魔の手が忍び寄った。必死に身を守ろうとする香和だが、人の居ない廃屋に連れ込まれ諦めたその時、廃屋には先客がいた。その人こそ、際国王太子の龍喜と従者達だった。際国王族は龍の加護を持って産まれる。龍喜は香和の魂の伴侶である、契りの夫であった。魂の伴侶とは、
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