さよなら

私の好きな人がいた…楽しそうに笑っている。いつ見ても、綺麗だな。私はその笑顔、見れないけれど。隣には、私より何倍も可愛い女の子がいる。足早に、去った。もう、幸せそうな笑顔はいらない。私以外で笑っている笑顔なんて、いらない。あの人に抱いた甘くて淡い思いを、足を動かして踏み躙った。

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