概要
私はあの日、星を拾った。
転勤の打診があった夜、元恋人が結婚を決めたと聞き、詩季は同僚と飲んだくれた。
帰り際に通りがかった噴水のそばで、星を見つけて拾った。
星だと思った彼は、ハープ奏者だった。
「偽物の音楽だ」
評論家にそう言われた彼は自信をなくして逃げ出したのだという。
原因の一端が自分にあると思った詩季は彼が自信を取り戻すため、勇気を出すのだが。
恋って、こんな簡単に落ちるものだったっけ。
詩季は胸を痛める。
彼にはつきあっている恋人がいるのだから、叶わない想いだ。
彼女は、彼をあるべき場所に戻そうとするのだが……。
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