第5話 気難しい性格

昔から気難しい性格と言われて劣等感を持っていた。

人付き合いも悪いし、物事うまく運べないし、すごく不器用。

いつかは直る。いつかは直る。

そう信じていた。

でも、一向に直らない。

40代の時、絵に出会ったときは、わたしはアート系女子だからと逆手にとって喜んだ。

周りに集まる人も変わった人が多くて面白かった。

今、50代に入り、気難しさが強くなっていると思う。

頭が固くなった。

生きていれば、頑固になる。

この気難しい性格、理解されないで、人生終わるのかな?

誰かわたしの良さを引き出してくれるあの人のような人は現れないかな?

もう、そんな出会いはないのかな?

あの人は今頃どうしているのかな?

あの頃に戻りたいな。

わたしの良さを理解してくれたあの人に会いたいな。

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