向こう側

分かってる、分かってた、、、

でもね、やっぱり

目に入っちゃうと、

悲しいよね、ツライよな、

お気に入りのおもちゃを

取り上げられた感情、


壊したくなる、、、

壊れてしまえと思ってしまう。

私だけの記憶だったのに、

私だけの存在だったのに、

私とあなたの秘密だったのに、、


結局はみんなそう、、

私は予備の存在、

なんもない、

ただの予備、、、

それでも良かったのにね、

私の存在意義があった、


私の乾きを満たしていたのに、、

カラカラの中身が潤っていたのにね、


なんもない

誰かも分からない私自身の

潤いだったのにね、、、


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綴り詩 @Rain-t

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