びょういん


 幼い頃に精神障害の一つの診断を受けてからかれこれ十五年ほどの付き合いになる。幼い頃はカウンセリングや心療内科にお世話になっていたが、高校を卒業するあたりから精神科の方に通うことになった。大きな病院の中の一階。間接照明が多くて少しだけ薄暗い。想像していたよりもずっと静かだった。テレビがついていて、大体は夕方のNHKの報道番組が流れている。平日であまり人もおらず、受付を済ますと大体五分ほどで呼ばれる。

 初めての受診したときは、これまでの生活や経験を話すので一時間半ほどかかった気がする。それから二ヶ月に一度のペースで通っているが、大体十分ほどで診察が終わる。待ち時間の方が長い日もある。お会計で呼ばれて、診察料を払って終わり。一昨年あたりから弱い薬も飲み始めたのでこの後薬局にも向かう。

 幼い頃から感じていた生きづらさ、しんどさ。それを病院はじめ様々な機関で支援してもらい、今の今まで生きている。きっとこの疾患とは一生の付き合いになるだろう。だからこそうまく付き合っていき、自立した人間になりたい。そのために病院にも通い、先生との話し合いを通して疾患と向き合っていくことが大切なんじゃないかなぁ〜と思っている。これからも少しずつ、この日記たちを通して自分と向き合えたら良いな。

 

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