真実

煙を出す

話しかけてくる。「僕さ、君と友達でよかったよ」絶対嘘だ。これは絶対嘘だ、なぜこんな嘘をつくのか

煙が晴れる

すると言う「今度、友達で集まって遊ぶんだけど来てよ！」誘われたのだ少し嬉しい自分は答える「じゃあ行こうかな」

場面は変わりその友達Aの家友達Aは言う「いやー今日は来てくれてありがとう！」右手には煙草を持っている

煙を吐く

「そうそう今日は君が喜ぶものも用意したんだよ」とおもむろに隠していたものを出す

煙が晴れる

「はい、これ」と鍵を差し出す。自分の家の鍵だ慌てて聞く「え？なんで持ってるの？」おもむろに答える「君にトラウマを植え付けたくてさ」

走る走る全力で走る

煙はない

彼女が倒れている深紅の液体と一緒に