第3話 フジテレビな立場


 世の中、『疑い』という言葉が関わる時、2種類の立場があると思うんです。


 ① 『疑いが事実である』と、疑う側が証明のために奔走する。

 ② 『疑いは事実無根である』と、疑われている側が、証明、または信用されるために奔走する。



 通常、社会は①です。


 しかし、人気商売、または競合がある業種は②になります。


 ましてや、収入源となるスポンサーという利用者には“料金を下げる”などで交渉可能でしょうが、

 視聴者という利用者には、好感・信頼を保つために、なおさら、②が必要なんです。


 視聴者という利用者に嫌悪され選択肢から排除されたら、スポンサーという利用者からも自然と排除されます。


 いや、企業イメージ的には、『あからさまに距離をとること』こそが懸命なんです。


 【中居正広 氏に

多額の賠償金が請求されるかも】なんて

噂も聞きますが、


 え?

 【株主がフジテレビ上層部に賠償を請求する】以外の選択は無いですよね?


 フジテレビのダメージは、フジテレビの上層部の意識と選択の結果なんですから。

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Xじゃあ言い足りない おじーちゃん先生 @taka245

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