第1話 くすぐり&パンチラプログラム

1980年代〜90年代初頭にかけて少子化問題を打破すべくとある政策が打ち出された。

【KPプログラム】。kはくすぐりPはパンチラを意味している。

通称【くすぐり&パンチラプログラム】と呼ばれた政策。少年期の段階から異性の身体に触れる事でより男女の仲が深まるという狙いがあった。

毎年全国からランダムで数クラス、小学6年生のクラスが選ばれる。

選ばれた小学校のクラスは常にくすぐりとパンチラと隣合わせで生活を行っていた。

とはいえ当時はまだ男尊女卑の時代。実態は女子児童がくすぐられる事がほとんどであり、特に可愛い女子は徹底的に狙われ時には教師からもくすぐられていた。

画してこの政策は数年で廃止された。だが我々は当時の当事者達から証言を取る事が出来た。

これはその実態を暴いた議事録である。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る